《昨年1年間にヒロインを演じた映画4本が公開され、テレビではNHKの朝の連続ドラマにレギュラー出演し、2年ぶりに舞台にも復帰した。このハードスケジュールを「ベスト」と言う。15年前にスタートした女優人生は30代半ばを迎え、一気に加速している。女優魂を発散させる鬼気迫る演技は、映画全盛期を築いた昭和の女優の系譜を担う逸材と期待される。そんな“平成の日本女優”が見据える先とは》世間では「愛ルケ」現象が起こりましたものね。私の友人の間でもこの小説は一時期ブームになりました。それだけに、そのヒロインにまさか私が抜擢されるなんて。最初は人ごとだと思っていたのに、あれよあれよと決まったという感じです。映画化に際しては数人の女優が候補にあがっていたと聞いています。でも結局、私に決まった。『やっぱりこの役は寺島にしかできないよな…』。最後にこう監督たちに言わせるのが女優としての私の役目ではないかと今、強く思っています。──多くの女優を尻込みさせた冬香という難役を、心身をさらけ出す渾身の演技で体現します
誰でもできる役だったら、何も私が引き受け、演じる必要はないでしょう。私にしかできない役を演じるのが女優としての務め。それが、たとえ大手の映画会社が手掛ける大作であっても、インディーズ(独立系)が作る小規模な作品であっても同じ。このスタンスはずっと変えるつもりはありませんよ。てらじま・しのぶ 昭和47年京都府生まれ。父は歌舞伎俳優の尾上菊五郎。弟は菊之助。母は女優の富司純子。大学在学中の平成4年、文学座に入団し舞台やテレビで活躍。「赤目四十八瀧心中未遂」(平成15年、荒戸源次郎監督)で映画初主演。続く主演作「ヴァイブレータ」(廣木隆一監督)の2作が国内外で高く評価される。新作「愛の流刑地」(鶴橋康夫監督)が今月13日から公開される。
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