NYダウ、反落し240ドル安 利下げ観測後退で売り

  • 📰 nikkei_plus1
  • ⏱ Reading Time:
  • 24 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 13%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【NQNニューヨーク=川上純平】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前営業日比240ドル52セント(0.60%)安の3万9566ドル85セントで終えた。1日発表の経済指標が製造業の改善を示した。インフレの沈静化が遅れ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが遠のくとの見方から売りが出た。1日発表の3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は50.3と前月(

【NQNニューヨーク=川上純平】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前営業日比240ドル52セント(0.60%)安の3万9566ドル85セントで終えた。1日発表の経済指標が製造業の改善を示した。インフレの沈静化が遅れ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが遠のくとの見方から売りが出た。

1日発表の3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は50.3と前月(47.8)から改善し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(48.1)も上回った。好不況の分かれ目である50を上回ったのは2022年9月以来。項目別では「価格」の上昇が目立ち、これまで景況感が弱含んでいた製造業でインフレ圧力が高まっているとの懸念につながった。 米株式市場が休みだった3月29日にはFRBのパウエル議長が米経済の好調を背景に「利下げを急ぐ必要はない」と述べていた。ISM製造業指数の改善を受けて利下げの時期が遠のくとの観測が意識された。米長期金利は4.3%台前半に上昇(前営業日の終値は4.20%)し、金利と比べた株式の相対的な割高感が高まったのもダウ平均を下押しした。

今週は3月の米雇用統計など重要指標の発表を控える。市場では「6月会合での利下げの可能性が消えたわけではなく、目先の統計も踏まえて金融政策の先行きを分析したい」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があり、様子見の投資家も多かった。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 81. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

NYダウ、小幅続伸で始まる 物価統計ひかえ様子見か【NQNニューヨーク=戸部実華】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比58ドル38セント高の3万9818ドル46セントと、21日につけた過去最高値(3万9781ドル)を上回って推移している。米経済に対する楽観的な見方や米利下げ観測が買いを支えている。一方、米国の主要株価指数が最高値圏にあるなか、目先の利益を確定する売りも出やすく、上値は重い。
ソース: nikkei_plus1 - 🏆 81. / 51 続きを読む »

NYダウ、反落で始まる 持ち高調整の売り先行【NQNニューヨーク=稲場三奈】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して始まり、午前9時35分現在は前営業日の3月28日と比べ24ドル00セント安の3万9783ドル37セントで推移している。前週に最高値を更新した後で、主力株には持ち高調整の売りも出やすい。ダウ平均の下げ幅は100ドルを超える場面もある。ダウ平均は前週に331ドル上昇し、連休前に最高値(3万9807ドル)を
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »

NY円相場、横ばい 1ドル=151円35〜45銭 パウエル議長発言は重荷【NQNニューヨーク=川上純平】29日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいだった。前日と同じ1ドル=151円35〜45銭で取引を終えた。29日発表の2月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想と一致し、インフレ鈍化の流れが続いているとの見方から円買い・ドル売りが入った。半面、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを急がない考えを示したことから円売り・ドル買いも出た。FRB
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »

NY円、続落 1ドル=150円70〜80銭 米利下げ観測が後退【NQNニューヨーク=川上純平】13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円40銭の円安・ドル高の1ドル=150円70〜80銭で取引を終えた。一時は150円88銭と昨年11月中旬以来の安値を付けた。13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が一段と後退し、円売り・ドル買いが広がった。1月のCPIは前年同月比
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »

米国株、ダウ続伸し34ドル高 米利上げへの懸念後退で ナスダック続伸【NQNニューヨーク=川上純平】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、前週末比34ドル54セント(0.10%)高の3万4095ドル86セントで終えた。9月20日以来の高値。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が後退し、株式相場を支えた。半面、前週に大幅に上昇した反動で主力銘柄の一部には利益確定の売りも出やすく、指数の上値は重かった。FRBは先週の米連邦公開
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »

米国株15時、ダウ方向感乏しい 利益確定売りが重荷【NQNニューヨーク=川上純平】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前週末の終値近辺で方向感が乏しく、15時現在では前週末比17ドル14セント高の3万4078ドル46セントで推移している。前週に大幅に上昇した反動で主力銘柄の一部には利益確定の売りが出やすい。半面、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が後退しているのは株式相場を支えている。ダウ平均は先週に1600ドル
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »