NY円、続落 1ドル=150円70〜80銭 米利下げ観測が後退

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【NQNニューヨーク=川上純平】13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円40銭の円安・ドル高の1ドル=150円70〜80銭で取引を終えた。一時は150円88銭と昨年11月中旬以来の安値を付けた。13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が一段と後退し、円売り・ドル買いが広がった。1月のCPIは前年同月比

【NQNニューヨーク=川上純平】13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比1円40銭の円安・ドル高の1ドル=150円70〜80銭で取引を終えた。一時は150円88銭と昨年11月中旬以来の安値を付けた。13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が一段と後退し、円売り・ドル買いが広がった。

1月のCPIは前年同月比3.1%上昇した。上昇率は前月(3.4%)から減速したものの、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(2.9%)を上回った。エネルギーと食品を除くコアの伸び率も3.9%と市場予想(3.7%)以上だった。インフレの沈静化が遅れ、FRBの利下げが市場の想定より後にずれるとの観測が強まった。 市場では、CPIの結果について「FRBが2024年後半まで政策金利を据え置くとの見方を補強するデータだ」(CIBCキャピタル・マーケッツのアリ・ジャフェリー氏)との指摘があった。13日の米債券市場では長期金利が大きく上昇。日米金利差が拡大したのも円売り・ドル買いを促した。ユーロは対ドルで続落し、前日比0.0060ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0705〜15ドルで取引を終えた。FRBによる早期利下げ観測が後退し、ユーロ売り・ドル買いが出た。

 

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