純正ショックアブソーバーのオイルを抜き取り、専用のオイルに入れ替えることで、ノーマルとはまったく異なる自分だけの乗り心地が手に入るという「ネオチューン」。今回はそれを、我が家で24年も活躍し続けているR34型の4ドアスカイラインに施工してみることになった。実はこのクルマは私の母の所有物で、40代でまだ直線番長(笑)だった頃、スカイライン党だった亡き父(各世代を乗り継いだがR31時代を最後に他界)を思い、発表当日にオーダーをかけたという一台だ。ATながらターボで280馬力(本当に出ているのか怪しいが)を達成したスポーツセダンである。だが、オーナーとなる母も70代に突入。いまじゃ近場を、孫を乗せて走るのみの使用に限られており、ヤンチャな乗り味が続くのはどうかと思っていた。そんな矢先、このネオチューンに出会い、ならばぜひそれを試したいとなったわけだ。作業工程を拝見させていただくと、まず驚いたのがその施工方法だった。ネオチューンが対応するショックアブソーバーは複筒式(ツインチューブ)のみ。その中に含まれるオイルを入れ替えるのはどうするのか興味深かった。なぜなら複筒式のショックは基本的に非分解で
ネオチューンは分解するのではなく、ショックの一部に穴を開け、封入されているオイルと窒素ガスを排出。その後、専用オイルと窒素ガスを再びバルブにセットし、封入した穴を塞ぐために特殊なセメントやシール材を塗布するという流れだ。コレ、文字にすると簡単だが、実はその工程がかなり緻密。穴あけ作業は切り粉がショック内部に絶対に入らないように掃除機を当てながらドリルを当てるという丁寧なもの。ショックにタップを切る(ねじ山を切ること)時にも、細心の注意を払って作業を行っていたことが印象的だ。さらに、現状入っているオイル量を把握するために、ショックを何度も伸び縮みさせてシッカリと抜き、それを計測。専用オイルを入れる際のデータ取りをきちんと行い、それと同じ量のオイルを入れる。
オイルは何種類か存在するものをブレンドして好みの乗り心地を実現する。その際の計量も実に細かく丁寧だったことが印象的。オイルを再びバルブから入れ、その後窒素ガスを3.0kg/cm2の圧力で入れれば作業は完了する。
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