つまで数分間、プレーが止まった。その瞬間、即座にピッチ上では「10人になった場合はどうするか」(MF平河悠)という話し合いが行われた。
結果的に一発退場となり、いきなりセンターバックが不在となる苦境に立たされたが、大岩監督らベンチからの指示を受ける前に、選手が主体となって4バックの配置を変更。身長187センチの大型右サイドバック(SB)のDF関根大輝(柏)が、西尾が守っていた右センターバックに入り、左SBのDF内野貴史(デュッセルドルフ)が右SB、左サイドの攻撃的な位置に入っていたMF平河悠(町田)が左SBに落ちて即座に対応した。 さらに相手の右サイドの選手が身長189センチの高さがあることを考慮し、数プレー後には、左サイドハーフに入ったMF松木玖生(FC東京)が「体格的にも俺の方がやれるかなと思ったので」と、左SBの平河とチェンジ。同22分にMF山本理仁(シントトロイデン)に代えて、DF木村誠二(鳥栖)を右センターバックに入れたことで、各選手が初期配置に近い場所に戻った「4―4―1」システムになったが、ピッチ上の選手たちが慌てることなく5分間を戦った「修正力」は大きなものだったように思う。
試合後、大岩監督も「ものすごく、そこは選手を評価していいと思います。こっちの指示を待つのではなくて、しっかり自分たちで、フィールドプレーヤー9人で話をしたのは非常に評価したい」と、素直にたたえた場面だった。 その後は主導権を握られ、攻め込まれる場面も多かったが、大会前に退場者が出た場合の戦いについてのミーティングや、10人でのセットプレーの守備の練習もやっていたこともあり、「焦りはなかったし、そういう(退場者が出る)想定を選手内で試合をする前から共有出来ていた」と松木。大岩監督を含めたスタッフ陣が、「想定外」を「想定内」にしていたことも大きな勝因となった。
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