大阪・ABCテレビは17日、市内の同局で、今春入社した新人・大石紗椰アナウンサー（23）と中村想人アナウンサー（23）をお披露目した。19日に『おはよう朝日です』（前5：00）やラジオの『おはようパーソナリティ 小縣裕介です』（前6：30）に出演し、同日のラジオニュースで“初鳴き”に臨む。
大石アナ・中村アナともに東京出身。大石アナは、吉本興業東京所属のコンビ「鬼ぷりん」大石の妹。「売れっ子芸人になるため、狭き狭き門にチャレンジし続ける兄の姿を見て、私もチャレンジしてみるのはありか」とアナウンサーの門を叩き、お笑いの本場・大阪で『M-1グランプリ』や『ABCお笑いグランプリ』を放送するABCテレビに入社した。会見でも、芸人さながらのアピールを繰り広げた。 中村アナは、新聞を熟読する実直タイプ。一方で、高校時代にボクシング全国ベスト8、慶応大学でボート全国3位というスポーツマンで、「緊張がすべて楽しみな気持ちに変わっています」と闘志を燃やした。ボクシングのリングアナに憧れ、資格も有するほど。その能力を関西の民放で生かしていく。
指導した桂紗綾アナは、大石アナを「関西になじみやすいんじゃないか。ニュース読みが入社前からうまい」、中村アナを「令和の時代に不釣り合いなぐらい新聞が大好きで、話の内容が個性的」と太鼓判。さらに、2人がデビューを前に生田絵梨花主演ドラマ『素晴らしき哉、先生！』（8月スタート、毎週日曜 後10：00）の撮影に参加したと明らかに。 大石アナは「まだデビューもしてないのにドラマ撮影って、聞いた瞬間に何が起こってるんだ？という気持ちだった」と振り返り、中村アナは「こんなに良い雰囲気で撮影されているんだと感じたみ」とテレビの裏側を実感。セリフも用意され「無事一言も噛むことなく終えられました」と満足げで、特に緊張したという“大物俳優”との共演を「仏のようだった」（大石アナ）と笑顔で語っていた。
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