阪神・中野 今季最長８戦連続安打 連敗で２位・巨人０・５差まで接近も「打線を“線”としてつなげられるように」甲子園が２日連続でため息に包まれた。１点を追う三回、阪神・中野拓夢内野手（２７）が今季最長８試合連続安打となる右前適時打を放ったが、その後は打線が沈黙。広島に連敗し２カード連続の負け越しとなった。「後ろの打者につなぐという意識をもう一回、全員が持ちながら」とナインに呼びかけた選手会長。２位の巨人とは０・５差。ここが踏ん張りどころだ。
１点ビハインドの三回。先頭の近本が安打と二盗成功で無死二塁とした。中野はカウント２－２から３球ファウルで粘る。「最後に来た甘いところを仕留められた」。大瀬良の１４７キロ直球を右前へ運び、同点適時打。今季最長の８試合連続安打がチーム１３イニングぶりの得点を生み出した。 自らの一打で同点にはなったが、四回以降は三塁すら踏めず。わずか４安打で１得点。中軸が不発に終わり、ここ２試合は投手陣の力投に応えることができていない。虎の選手会長としても、もどかしい日々。苦しい時こそ、チーム一丸を呼びかけた。
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