新しく登場したジオランダーA/T4は、“A/T”という名称から想像されるとおり、いわゆるオールテレインタイヤだ。ジオランダーブランドにはほかに「M/T(マッドテレイン)」に「H/T(ハイウェイテレイン)」「CV(クロスオーバービークル)」といった名称のモデルも用意されている。このうち、A/T(もしくはAT)とM/T(もしくはMT)という呼称は他社タイヤでも一般的に使われるが、H/TやCVはジオランダー独自の名称である。さらに、ジオランダーKTという商品もあるが、これは軽トラサイズのオールテレインタイヤである。
オールテレインタイヤは、ピックアップやオフロード車が人気の北米や東南アジアで大量の需要があるので、前身のG015も横浜ゴムでは世界でもっとも多く売れるタイヤだったという。で、その後継となるA/T4も、横浜ゴムの世界的ベストセラータイヤになることが見込まれている。 先代にあたるG015が、快適性を重視しながらオフロードにも配慮した、さしずめ「オンロードオールテレイン」とすれば、新しいA/T4は、オンロード性能を考慮しながらオフロード性を重視した「オフロードオールテレイン」……と開発担当者は説明する。 われわれにあてがわれた試乗車は「三菱トライトン」と「トヨタ・ハイラックス」「ジープ・ラングラー」、そして「トヨタRAV4」。どれもオールテレインタイヤが標準装着されているクルマである。ただ、この7月までにひとまず国内発売されるA/T4はすべて、負荷能力の高いLTタイヤ(=北米規格のライトトラック用タイヤ)であり、今回も全車がLTタイヤを履いていた。ちなみにLTタイヤは通常の乗車用ラジアルタイヤと構造が異なるため、高めの空気圧となっている。より本格的なマッドテレインタイヤと比べれば、オールテレインタイヤは悪路でのグリップが落ちるのだろうが、今回のような勾配の少ないダートやマッドであれば、ジオランダーA/T4のグリップに不足を感じることはなかった。もちろん、強引にグリップを失わせることは簡単だが、踏み固められた砂浜や河原、未舗装の林道、キャンプ場、アドベンチャー施設……などなど、一般的に遭遇しうる悪路で困ることはまずないだろう。このあたりは、いかにもオフロードタイヤらしい頼もしさが実感できる。
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