ジオランダーA/T4は 横浜ゴム の SUV ・クロスオーバー SUV 用 タイヤ として、性能グラフのど真ん中に位置する タイヤ だ。オンロードとオフロード、運動性能と快適性が最もバランスされたキャラクターがその持ち味であり、マッドテレーンの最高峰モデル「X-MT」のような、いわゆるハードコアなオフロード タイヤ ではない。モデル的には「A/T G015」の後継 タイヤ であり、4世代目ということでA/T4のネーミングとなった。
またトレッドの両側には「シングルピッチショルダーブロック」を配置して、アグレッシブなデザインながらもパターンノイズの悪化を抑えた。ちなみに車内騒音はこれまでと同等レベルだが、車外騒音に対しては若干静粛性が引き上げられている。 ジオランダーA/T4ではアグレッシブなトレッドパターンとサイドウォールのブロックデザインでオフロード感を高めるとともに、オフロード性能や耐カット・チッピング性能を向上。冬用タイヤとして認められた証「スノーフレークマーク」を全サイズで獲得し、冬用タイヤ規制時でも走行可能(全車チェーン規制の場合はいかなるタイヤもチェーン装着が必要)なタイヤとなっているまず試したのは一般公道だ。試乗会場となった「アサマレースウェイ」の周辺道路は、荒れた路面とスムーズな舗装が混在するテストにはうってつけのコースだったが、LT225/65R17サイズのジオランダーA/T4を履いたトヨタ「RAV4」の走りは、予想以上に快適だった。
ハンドリングにはややLTタイヤの特性が出ていた。タイヤ自体の剛性は高いので、ライントレース性は良好。しかし切り始めのグリップ感(接地感)が希薄で、RAV4のようにハンドリングがよいSUVだとオンロード性能がわずかにスポイルされている。内圧を微調整すればその傾向は改善できるだろうが、クルマ的にはステア感度を重視しないオフローダーの方が当然マッチすると感じた。 結論から述べてしまうと、ジオランダーA/T4はオフロードビギナーの筆者にはかなり扱いやすいタイヤだった。高速セクションを省いた安全なコース設計のおかげもあるが、ショートコースを走らせたRAV4は本当に危なげない。ぬかるみや轍のあるオフロードでの操舵フィールはオンロードとはひと味違うリニアさで、ブレーキングではきちんと減速Gを高めてくれるから安心感がある。ゴリゴリと土を掘り起こすような過激さはないのだが、車両の安定装置と4WD制御が許す限り、確実にトラクションをかけてくれる。そして乗り心地がとてもいい。
Yokohama GEOLANDAR オールテレーンタイヤ タイヤ 横浜ゴム その他
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