札幌山の手の“ホットライン”が機能した。1回戦(105〇51兵庫・三田松聖)で、大会歴代4位タイの3P9本を含む41得点した森岡が、済美から徹底マークを受けた。「自分へのマークが厳しかったので、周りを生かすプレーを心がけた」。司令塔は自ら切り込み相手選手を引きつけ、好パスで味方の波状攻撃を演出した。11アシストは、今大会女子で初の2ケタ記録だ。22得点、9リバウンドの活躍以上に仲間を生かす動きが光った。
抜群のコンビネーションを見せたのは、森岡と共に1年生からWCを経験する165センチのSG寺岡海(まりん、3年)だ。「自分のスピードを生かし、森岡さんとの合わせ(のプレー)を意識」したという。圧巻だったのは、相手の追い上げにあった第4クオーター(Q)86―69から。森岡のアリウープパスをゴール下から決め、次は自身のスチールから速攻、さらにゴール下からねじ込む3連続ゴールで、チームを勢いに乗せた。 寺岡の目標は、OGで大会歴代1試合最多アシスト記録(14)を持つ東京五輪銀メダリスト町田瑠唯(29、富士通)だ。「視野の広いアシストパス、鋭いドライブ、小さくてもリバウンドに飛び込む勇気を見習いたい」と、この日19得点、9リバウンド、4アシストの内容だった。
2年生も2年連続WC出場の174センチのPF谷口憂花(ういか)が22得点、3P2本、9リバウンドと奮闘した。森岡を尊敬し日ごろもゴール下のステップワークなどを研究、助言も受けている。3回戦の強豪・明星学園戦に向けても「190センチを超す留学生もいますが、気持ちで負けずに戦い、先輩と一緒に一日でも長くプレーしたい」と気合を入れた。(小林 聖孝)
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