太田光を変えた5冊──藤村、太宰からヴォネガットまで「笑い」の原点に哲学あり

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太田光を変えた5冊 ──藤村、太宰からヴォネガットまで「笑い」の原点に哲学あり 友達が1人もできなかった高校時代、 いつもポケットに文庫本を入れていた。 悶々とした日々から現在の笑いが生まれるまで、 爆笑問題の太田光を変えた厳選5冊を聞く――

「うちの母親はもともと演劇をやっていた人で、地域の公民館などに劇団『ひまわり』などを呼んで子供たちにお芝居を見せる親子劇場という活動をしていた。そこで『トム・ソーヤーの冒険』のお芝居を見て、楽しいなぁって思って、子供向けの名作全集みたいなものを何度も読むようになった。当時はみんな、ウルトラマンごっことか仮面ライダーごっことかをやりたがるんだけど、俺は友達にトム・ソーヤーごっこやろうよって言って、勝手に役を割り振っていたりして......」

読書に本格的にのめりこんでいったのは、中学3年生くらいのとき。当時、フォークグループ「アリス」の大ファンだったという太田は、谷村新司の深夜放送のラジオ『セイ!ヤング』を熱心に聴いていた。谷村が自分の尊敬する作家は亀井勝一郎だとよく言っていたことから、亀井勝一郎の「それが、すごい衝撃的で。評論とか哲学みたいな内容で、中学生の自分にはよく分からない部分もあるんだけど、いわゆる『偽善』という概念について書かれていた。例えば、友人がカネを貸してくれと言ったときにどういう心持ちで貸すべきか。お金を貸すことで友人との関係性は崩れてしまうので、自分が上に立ってしまうことを意識するならば、貸す側が『申し訳ない』という気持ちで貸すべきだと。それまで自分が考えてきたこととは全く違う考えだったから、衝撃を受けた」

それまでは募金活動などを何の疑いもなく素晴らしいことだと思っていたのに、そういう自分はもしかしたら嘘なんじゃないか、偽善者なんじゃないかと、その本を読んで気付いてしまった。自分は、ただ単に悦に入っているだけなのではないか......。太田にとって、自分とは何かと、初めて考えさせられた経験であり、いわゆる「自我の目覚め」に火をつけたのが亀井勝一郎の本だった。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

最近の変節っぷりのことを言ってんのかと思ったら違った。。

elekitel_denki 爆笑問題さん!大ファンです! 先週の日曜サンデー。「東京には空がない。」と智恵子抄をさらっと言うあたり…太田さんは本が好きなんだなぁと感じています(^^) ns954 bakusho

ビートたけしがうらやましそうに言っていたなあ、お前は田中がいるからいいよなあ、おいらなんかビートきよしさんだぜって。

その5冊は読まない方かいいという事だな。

なんで太田光? ニューズウィーク?

共産党宣言は?

大田光って、日芸入学時に親が「金」使ったとか正規合格だとか 騒いでいたけど、現実あの頃の日芸の入試には親の面接があって、その時「金」の話があったのは受験生の間では事実。まあいまは大田光ってのはただやかましい漫才師なんだから、こんなことどうでもいいのですが‥‥。

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