ドイツの医師労組マールブルガー・ブントのSusanne Johna会長は、同国はすでに新型コロナウイルス感染第2波との戦いに入っており、社会的距離を軽視すれば当初の成功を無にする恐れがあると述べた。写真はドイツで7月撮影ドイツではここ数週間、1日当たりの感染者数が着実に増加しており、専門家らは、一部で衛生や距離の順守が緩んでいることが全土への感染拡大を招いていると警告している。
会長はアウグスブルガー・アルゲマイネ紙とのインタビューで、「われわれはすでに、第2波の緩い上昇基調の中にある」と説明し、通常に戻りたいという欲求と感染抑制策の緩和により、これまで積み上げてきた成功が無駄になる可能性があると指摘。人々に衛生と距離の順守継続、マスク着用を呼びかけた。ドイツ政府の公衆衛生研究機関ロベルト・コッホ研究所によると、4日に確認された感染者数は879人、累計は21万1281人。死者数は8人増加して累計は9156人となっている。ドイツ集中治療・救急医学会によると、ドイツには集中治療病床が2万1000床あり、現時点で1万2200床が空いている。3日時点で集中治療を受けている新型コロナ感染症患者は270人、人工呼吸器を使用しているのは130人という。
人間は動くものだから、社会的距離を保ち続けることは出来ません。意味のない指示です。
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