<独立死守でまとまれない台湾・平和病の中国軍・防衛意識が微妙なアメリカ......通説とは異なる関係国の事情>......という時に折よく、「まともな」政権がアメリカに戻ってきた。しかもバイデン大統領は日本を重視して、初の外国賓客として菅義偉首相を迎える予定だ。台湾の場合、それはどういうことか?まず米軍の腹づもりが分からない。以前なら、米空母が数隻出動するだけで中国は引き下がったが、今の中国は「空母キラー・ミサイル」を完成したとかでアメリカの腰が引けている。
元米外交官の老論客ロバート・ブラックウィルは、米外交問題評議会(CFR)のサイトに載せた論文でこう主張する。米軍は空母への依存度を減らす。また有事に中国本土の海軍・空軍基地をたたくこともしない。中国が台湾を制圧したら、世界は中国を政治的・経済的・軍事的に締め出すことで対抗する──。台湾防衛から距離を置いているのだ。 そして肝心の台湾も、独立死守でまとまっているわけではない。中国に通じて手を握り、自分の地位と富を守ろうとする者はこれまでもいたし、これからも出てくる。中国大陸から来た国民党の筋を引く「外省人」の中には、中国本土に投資をしている者も多く、既に80万人もの経営者・社員とその家族が中国本土に定住している。
馬英九(マー・インチウ)前総統は現役時代の2015年11月、シンガポールで中国の習近平(シー・チンピン)国家主席と会談しているが、この時「第3次国共合作」、あるいは「両岸平和協定」でも結んでいたら、外国が「台湾の独立を守ってやる」と言って出る幕はなくなるところだった。
米中の覇権闘争の橋頭堡になり、前線で戦死 荒廃など起きかねない。 日清戦争も欧米列強の代理戦争だと🪖!
アメリカは中共の世界支配は望まないでしょう。 しかし中国は欲しい。 中共排除後、中台統合による新米政権樹立を狙っているように思う。 その時日本はどうなるか? 私にはそこに薔薇色の未来は見えません。
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