都心部ではちらほら見かけるようになった新型 レクサス LMは、グローバルでは2代目となる。中国やアジアで販売された初代は、先代「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」(以下、アルヴェル)の後期型をベースに、いわば後づけで仕立て直したクルマだった。実際、新型LMは外板やダッシュボードからアルヴェルと完全に別物だ。アルヴェルでは後ろ下がりとなっているサイドウィンドウグラフィックは水平基調。リアクオーターの処理も「RX」に似た レクサス 伝統の意匠。また、車体やサスペンションジオメトリーもLM専用チューンなのはもちろん、スライドドアは専用にアルミ化されているし、電子制御連続可変ダンパーの「周波数感応バルブ付きAVS」やアルミ鍛造製フロントナックルもLM専用品だそうである。
そんな新型LMは当初から、日本や豪州、さらには(なんと!)名だたるショーファードリブンセダンがひしめく欧州への新規参入を想定して開発された。日本的な背高ワンボックス型ミニバンは「高速安定性や高速燃費が求められて、衝突安全基準も高い欧州では通用しない」というのがかつての定説だったが、技術の進歩に加えて、欧州の各高速道路の流れも低速化しつつある今こそ、日本的ミニバンが世界に挑む好機……との判断だろうか。 この原稿を書いている2024年5月初旬現在、LMの日本仕様は2.4リッター直4ターボにフロントモーター内蔵6段ATとリアモーターを組み合わせたハイブリッドのLM500hのみで、後席が超豪華2座仕立てとなる“エグゼクティブ”に加えて、5月9日に3列6人乗りの“バージョンL”が追加された。さらにグローバルでは、2.5リッターシリーズパラレルハイブリッドの「LM350h」も存在する。
2023年4月に上海モーターショーでデビューし、同年10月に国内販売が発表されたレクサスの高級MPV「LM500h」。グローバルでは2代目にあたるが、日本への正式導入は今回が初。LMという車名は「ラグジュアリームーバー」を意味している。
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