17日に行われたCL準々決勝セカンドレグ。 アーセナル は敵地で バイエルン と、マンチェスター・Cはホームでレアル・マドリーと対戦した。しかし、前者は0-1で敗れ2戦合計2-3で敗退が決定。後者は120分を1-1で終えたものの、PK戦3-4でベスト8で姿を消している。
これで今季のCLに参加したプレミアリーグ勢(アーセナル、マンチェスター・C、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル)はすべて敗退が決定。そしてこの結果は、来季のCL出場権枠に大きな影響を及ぼすことになっている。来季フォーマット変更によって出場枠が増加するCLだが、今シーズンのUEFAコンペティションでの成績が上位2位のリーグまで出場枠が「5」となる。そして現在イタリアが首位に立っている状況であり、イングランドはドイツと2位の座を争う状況だった。 『BBC』によると、準々決勝の段階でわずかにドイツがリードしていたが、ドルトムントとバイエルンが準決勝に進出したため、さらにポイントを伸ばすことに。セカンドレグの勝利でそれぞれ2ポイント、準決勝進出でそれぞれ1ポイントを獲得したため、今季のUEFA主催大会に参加したドイツ勢のチーム数で割ると「17.642」に到達。一方、イングランド勢は今週1ポイントの獲得にとどまったため、「16.875」となっている。
なお、18日にはヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグとカンファレンスリーグ準々決勝セカンドレグが行われるが、イングランド勢はいずれも厳しい状況。敵地でアタランタと対戦するリヴァプールはファーストレグで0-3と完敗しており、またウェストハムもレヴァークーゼンに先勝を許している。アストン・ヴィラだけがファーストレグでリールに勝利しカンファレンスリーグ準決勝進出に王手をかけている状況だが、今季のUEFAコンペティションでの成績でイタリアやドイツを上回ることは非常に厳しくなった。
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