フラヴィオ・マンゾーニと フェラーリ ・スタイリング・センターのデザインチームは、「12 チリンドリ 」で従来の フェラーリ のミッドフロント・エンジンV12モデルのスタイリングルールを大胆に書き換えることを目指したといい、クリーンなラインで構成することで各部のフォルムを強調しながらも、全体をシームレスにつなぐデザインに仕上げた。乾燥重量1560kg、前後重量配分はフロント48.4:リア51.6
ボンネットはフロントフェンダーと一体化させ、冷却用の排熱ダクトを2つ配置。テールランプもリア全体を横切るくぼんだブレードの中に埋め込んでいる。また、リアスポイラーの代わりに三角形の可動フラップを左右に1つずつ配置。60km/h~300km/hの領域で稼働し、速度に合わせたダウンフォースを発生させるという。搭載するエンジンは、新仕様のV型12気筒6.5リッターエンジン(F140HD)で、チタン製コンロッドを採用し、スチール製よりも回転質量の40%低減に成功。ピストンも従来とは異なるアルミニウム合金を使うことで軽量化したほか、クランクシャフトもリバランスを施し3%の軽量化を実現したという。また、バルブ類にはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングを施し、摩擦係数を下げることでエンジンの機械効率を大幅に高めたとしている。
最高出力は830CV/9250rpm、最大トルクは678Nm/7250rpmを誇り、最大トルクの80%を2500rpmから発生。トランスミッションは8速DCTで、0-100km/h加速は2.9秒、最高速は340km/hをマークする。さらに、自然吸気エンジンでは初となる「アスピレーテッド・トルク・シェイピング(ATS)」の開発によって、トルクカーブの繊細な電子制御が可能となっているほか、エキゾーストは各バンク6-in-1の等長マニホールドを採用し、全回転域でフェラーリの特徴的サウンドが響くという。 冷却システムは、フロントバンパーに開口部を7個設け、中央はラジエータやエアコンコンデンサーに、左右のエアインテークは2分割していて、外側はフロントタイヤの前に配置されているオイルクーラーに、内側はブレーキの冷却に割り当てられている。ボンネットダクトがエンジンルームの熱を効率よく排出することで、床下の開口部を極力少なくでき、ダウンフォース向上にも貢献。
新設計のアルミニウム製シャシーは、「812 スーパーファスト」よりもホイールベースが20mm短く、ねじり剛性は15%向上していて、動的挙動が分かりやすくなったほか、サスペンション精度も高めている。また、フェラーリの量産モデルとしては初めてフレームの一部に100%リサイクル素材を採用している。タイヤサイズはフロントが275/35R21、リアが315/35ZR21で、ミシュランの「パイロットスポーツS5」またはグッドイヤーの「イーグルF1スーパースポーツ」を選択可能という。ブレーキ・バイ・ワイヤーの導入により、「296 GTB」で初採用した「ABS Evo」と「6Dセンサー」を搭載でき、「バーチャル・ショート・ホイールベース(PCV)3.0」や「サイド・スリップ・コントロール(SSC)8.
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