だから秋以降に伸び悩む…中学受験のプロが「小6夏の後半戦で受けてはいけない」という授業の種類 実力が備わっていない子は自信を無くしてしまう

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中学受験を控えた6年生は8月をどう過ごせばいいのか。プロ家庭教師の西村則康さんは「後半の過ごし方には気をつけたほうがいい。まとまった学習時間が取れる最後のチャンスだからだ。塾のオプション講座を受けるよりも自分で勉強をしたほうが良い場合もある」という――。

入試本番を半年後に控える6年生にとって、夏休みは受験勉強に集中できる絶好のチャンス。ところが、すべてを犠牲にして勉強一色の日々を送っても、その成果がなかなか表れにくいという厳しい現実がある。みんなが頑張るからそう簡単には成績が上がらないという見方もあるだろう。だが、それだけが理由ではない。夏休みを有意義なものにできる子とできない子の決定的な違いは何か。6年生の1学期までは、新しく学習する単元の概念説明から始まり、授業中に類題を解かせ、宿題で定着させるという流れのインプット学習だった。そのため、授業では先生の話を聞くことが中心だった。しかし、夏休みの講習はいきなり問題を解くことから始まり、演習と解説をひたすら繰り返す。つまり、これまで学習してきた知識をどこまで利用できるかをチェックするアウトプット中心の授業に変わっていくのだ。夏期講習で最も重要なのは「目の前の一問に集中する」こと

1学期までの授業は、知識を増やし、公式を覚え、それを使える状態にするといった「学力を高める」ことが重要だった。しかし、夏休み以降は合格点に一歩でも近づくために「得点力を高める」ことが目標になる。6年生の夏期講習で最も重要なのは、目の前の一問に対して「絶対に解いてみせるぞ!」という意気込みで、集中することだ。まずは問題文をしっかり読み、「今分かっていることは何か」「この問題では何を求められているのか」「あと何が分かれば答えを導くことができそうか」を整理して考える練習をする。これを繰り返すことで、入試に対応できる実践力を鍛えていくのだ。 講習でたくさんの問題に触れると、今持っている力がどのくらいかが見えてくる。多くの子の場合、今はまだ未完成の状態で、知識の不足や、文章の読み方や考え方、条件整理のやり方、気持ちの持ちようの部分など、欠点が浮き彫りになる。それを8月の後半で見直し、弱点を補強していくのが理想だ。

 

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