DeNAの高卒2年目、松尾汐恩捕手(19=大阪桐蔭)の動きに注目した。この試合では、二塁への送球に改善点が感じられた。捕手は最後の投球練習時に二塁に送球する。盗塁を刺すためのチェックとして、捕球から送球動作までの動きのチェック、そして正確に二塁に投げる確認をする。その動きを相手ベンチは見ている。
初回から8回まで、松尾のイニング間の練習で、セカンドスローが良かった場面は1度もなかった。ほとんどベース手前で失速してワンバウンドになっていた。松尾の強肩からすれば、原因はボールをしっかり握っていないことが考えられた。 松尾のスローイングから受けた印象は、ただただ速く、ということだった。速く投げることはいい。それを踏まえて正確なボールでなければ、盗塁は刺せない。速くを意識するあまり、横から投げたり、ワンバウンドを投げたり、その繰り返しでは、実戦を想定したイニング間の練習としては意味がない。 冒頭で触れたように、イニング間の捕手のセカンドスローを、相手ベンチは見ている。指にしっかりボールがかからない送球を繰り返していた姿を、もれなく日本ハムベンチは参考にしていたはずだ。これは2軍も1軍も変わらない。それこそ、アマチュアでも同じ構図のはずだ。
コラム 日刊スポーツ
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