駅から西へ4キロほどの「セーレン・ドリームスタジアム」。ネーミングライツ契約をしたばかりのようで、正面の看板は「福井県営球場」のまま。すぐお隣は県営陸上競技場。こちらにはオレンジに白文字で「9・98STADIUM」の看板が。17年に男子100メートルの桐生祥秀選手が、ここで日本人初の9秒台(9秒98)をマークしたことを記念してつけられた愛称だ。
野球も負けてられない。ここは「岡本和真180メートル弾スタジアム」とかでどうだと思ったが、球場は追い風どころか結構な逆風で不発。でも、そんな派手な試合にはならなかったけど、前夜に続いて阿部巨人が手堅く白星をつかんだ。 先日、NHKの大相撲中継で元横綱・鶴竜の音羽山親方が、伸び悩み気味なある力士について「相撲にテーマがない」と評していた。押すのか、組むのか、自分がどういう相撲を取りたいのか、目指す方向が見えないという意味らしい。同じモンゴル出身の先輩横綱たちに比べると地味な存在だったけど、ぼくとつとした口調の解説には、技巧派ならではの説得力がある。6回無失点で3勝目の堀田。真っすぐで押し、チェンジアップでいなす「型」がしっかり固まってきた。ドラフト1位には不釣り合いな表現かもしれないけど、最近の巨人には珍しい“たたき上げ”のにおいがする右腕。相撲界でいう「ちゃんこの味が染みてきた」伸び盛りのプロ5年目。あとはもう1、2イニング粘るスタミナか。稽古あるのみだ。
チームもまた「型」があれば強い。まわし…じゃなくて先手を取って守り勝つ阿部野球が確立してきた5月は8勝4敗のハイペース。指揮官として初土俵を踏んだばかりの慎之助監督だが、このまま「テーマのある野球」が続けられれば、きっと横綱まで駆け上がれる。
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