ある日の昼食は、肉じゃがの予定だったが玉ねぎがなく、担当した隊は料理を変更。レトルトパックの中華丼の具を温めて配った。隊員らが「おかずがこれだけでは」と機転を利かせて味噌汁をつくり、メニューに加えていた。珠洲市危機管理室によると「住民から不満の声は出ていない」。実際、炊き出し場所の近くで声を聞くと「地震直後の頃に比べれば随分良くなった」「頂けるだけでありがたい」「内容をあれこれ言える立場じゃない」などと答える人が多かった。自宅が全壊し、会社の倉庫で寝泊まりを続ける女性(55)は「地震から2カ月以上が過ぎて、みんな疲れている。避難所での自主的な炊き出しを手伝っているが、自分で何もしなくていい温かな配食があるだけで助かる」と話していた。だが市によると、自衛隊がつくるのは朝昼夕合わせて1日約1300食分。自衛隊が給食していない地域では、ボランティアによる炊き出しや、支援物資のアルファ化米やパン、缶詰、カップ麺などで対応している。災害救助法には、炊き出しを含む食に関する支出は1人1日あたり1230円以内、という一般基準が設けられているが、県は実情に合わせて加算した特別基準を設定できる。市は長期
ある日の昼食は、肉じゃがの予定だったが玉ねぎがなく、担当した隊は料理を変更。レトルトパックの中華丼の具を温めて配った。隊員らが「おかずがこれだけでは」と機転を利かせて味噌汁をつくり、メニューに加えていた。珠洲市危機管理室によると「住民から不満の声は出ていない」。実際、炊き出し場所の近くで声を聞くと「地震直後の頃に比べれば随分良くなった」「頂けるだけでありがたい」「内容をあれこれ言える立場じゃない」などと答える人が多かった。自宅が全壊し、会社の倉庫で寝泊まりを続ける女性(55)は「地震から2カ月以上が過ぎて、みんな疲れている。避難所での自主的な炊き出しを手伝っているが、自分で何もしなくていい温かな配食があるだけで助かる」と話していた。だが市によると、自衛隊がつくるのは朝昼夕合わせて1日約1300食分。自衛隊が給食していない地域では、ボランティアによる炊き出しや、支援物資のアルファ化米やパン、缶詰、カップ麺などで対応している。災害救助法には、炊き出しを含む食に関する支出は1人1日あたり1230円以内、という一般基準が設けられているが、県は実情に合わせて加算した特別基準を設定できる。市は長期にわたるボランティア団体の炊き出しについて、食材費を災害救助法の対象とする予定で、自衛隊の炊き出しメニューについても「金額が理由ではない。必要な食数を把握するのが難しい。多めに作って無駄にできない」と説明する。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: ExciteJapan - 🏆 125. / 51 続きを読む »
ソース: BFJNews - 🏆 9. / 68 続きを読む »
ソース: BFJNews - 🏆 9. / 68 続きを読む »
ソース: BFJNews - 🏆 9. / 68 続きを読む »