福岡市は、先発の村田が多彩な変化球を武器に、打たせて取る投球で1失点完投。投手戦の末に競り勝ちました。
第91回都市対抗野球大会は第7日の28日、2回戦3試合があり、第3試合は福岡市・西部ガス(九州第2代表)が東京都・鷺宮製作所(東京第4代表)に2―1で競り勝った。
投手戦の末に福岡市が競り勝った。1点を追う六回に井手のソロで同点。七回に田場が決勝の左中間適時二塁打を放った。先発の村田が多彩な変化球を武器に、打たせて取る投球で1失点完投。東京都は先発・野口、2番手の平川ともに好投したが、打線が二回以降は1安打に封じられ、攻め手を見いだせないまま力尽きた。福岡市・香田誉士史監督「初戦をものにすればこのチームは波に乗る」と大会前から思っていたし、選手たちを信じていた。石巻市(日本製紙石巻)との1回戦を制したことで、選手に「自分たちはやれる」という確信めいたものが芽生えたのだと思う。だからこそ、この試合のような厳しい戦いも乗り越えることができた。
東京都・岡崎淳二監督 続きを読む: 毎日新聞 »