天然のスパイスや果汁を煮詰めて炭酸で割った「クラフトコーラ」の市場が広がっている。従来のコーラとの違いは「健康志向」。各地の農産物などを生かした個性的なフレーバーが続々誕生し、業界団体「国際クラフトコーラ連盟」では現在国内で100社1千商品に上ると推計する。日本発のクラフトコーラの普及発展を目指す連盟には、全国と台湾の50社以上が加盟しイベントを定期開催。個人で手作りできるオタク的な要素もあり、近年若年層に増えている、飲酒と距離を置く「ソバーキュリアス」らの関心を集めている。講師の声に耳を傾け、参加者がコーラシロップの小鍋をグツグツ煮ている。コーラに必要な材料はスパイスにかんきつ類、糖類と水。好みのハーブや果実も使え、素材選定と配合が腕の見せ所になる。「今回はきび糖を使ってますけど黒糖ならどうか? オレンジを地元のみかんやレモンにしたら?...
山田さんがクラフトコーラ製造に取り組むきっかけは6年前、自身が重篤な急性膵炎(すいえん)で生死の境をさまよったこと。酒も飲めなくなり、「健康的な清涼飲料水カテゴリーを作りたい」と決意した。アドバイスをくれた友人で、がん幹細胞研究者の加納義浩博士を役員に迎え、東洋医学の専門家にも監修を受けて開発。 肥満や糖尿病リスクが指摘されている清涼飲料水の定番である果糖ブドウ糖液糖を一切使わない代わりに、甘みは新潟県の銘酒「八海山」の米麹甘酒をベースとし、沖縄県のかんきつ類シークヮーサーを加えてスパイスとハーブを調合、必須アミノ酸全9種を含む栄養豊富なクラフトコーラを完成させた。クラフトコーラに定義はないが、連盟では「合成添加物は基本不使用。香辛料は不純物の混ざらないホール(原型)を使う」などの独自基準を設けている。
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オルビス、冷食事業に参入 健康志向 30代女性開拓ポーラ・オルビスホールディングス子会社のオルビス(東京・品川)は冷凍食品事業に参入する。野菜を多く使い、東欧料理「ボルシチ」など5種類の商品を用意した。共働き世帯の増加などに伴い冷凍食品の市場が拡大している。健康志向の強い30代女性の需要を取り込む。同社は美容に関連するサプリやダイエット補助食品などを展開する。冷凍食品としてボルシチのほか、欧州料理の「ラタトゥイユ」やグラタンなどを用意する。野
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