カラスさん(21年)に次ぐ栄誉。元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木さん(22年10月1日没、享年79)と血の抗争を繰り広げた“インドの狂虎”。晩年の猪木さんに密着インタビューした福留崇広記者が聞いていたシンさんへの思いをコラムでつづった。(以下敬称略)
ストロング小林、ムハマド・アリ、スタン・ハンセン、ハルク・ホーガン、ブルーザー・ブロディ…。幾多のライバルと出会った猪木に「最高の相手は誰か?」と聞いた時、即答したレスラーが「タイガー・ジェット・シン」だった。「その人がシンの写真を持ってきたんだけど、その写真がナイフをくわえていてね。その姿は俺の感覚にはピンとこなくて、だったら『こいつにサーベルでも持たせたら面白い』と直感して、サーベルを持たせることにした。俺はレスラーであるけど、新日本ができてからプロモーターでもあったわけで、選手を目立たせるそういう感覚があった」 シンは73年5月4日の川崎市体育館への乱入から新日本へ初参戦する。以来、頭にターバンを巻きサーベルを手にし極悪非道のファイトに徹し、凶器攻撃を猪木に浴びせた。中でも同年11月5日に新宿伊勢丹前の路上で猪木を襲撃した「事件」は今も語り継がれる伝説となっている。「シンとの勝負は例えればてんびんだった。俺が重りを乗せれば、向こうはさらに乗せてくる。そうなると俺は『そうきたかい。だったら、これでどうだ』ってさらに重いものをはかりの上に乗せて…ってね。一体、どこまでいくのか俺自身も分からない世界。それは恐らくシンも同じだったと思う。猪木なのかシンなのか。限界までいった時、どちらかがドンッと落ちてしまうそんな戦いだった」〇…現在はカナダで慈善団体を運営しているシンさんは、旭日双光章の知らせに「日本の全てのプロレスファンに与えられた栄誉だ」と喜び「猪木が一番強かった」とライバルを称賛した。「日本は良い思い出ばかり。一生忘れない。誠実な人たちだ」。現金や貴金属が入ったかばんをホテルに置き忘れたことがあったが、盗まれずに戻ってきたという。「日本は第二の故郷。日本人は家族のような存在だからね」。11年の東
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »
ソース: zakdesk - 🏆 57. / 59 続きを読む »
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »
ソース: PRTIMES_JP - 🏆 114. / 51 続きを読む »
ソース: Infoseeknews - 🏆 10. / 68 続きを読む »