犬は、盲導犬や介助犬として重用されるほど忠誠心が高い。そして人懐っこい。人との深い絆をベースとした映画の名作も数多い。昭和の頃の茨城県石岡市を舞台に、17年間駅に通い続けた保護犬の実話をもとに作られた映画「石岡タロー」も、そのひとつ。コロナ禍を乗り越え、地元から劇場公開が始まった。
タローは1964年、石岡市立東小学校に迷い込み保護された雑種犬だ。児童の登校を見守り、人気者になる一方、約2キロ離れた石岡駅に17年間、通い続けた。雨の日も雪の日も、駅ではぐれた飼い主の子供と再会するため、朝夕、待合室で改札口を見続けていたという。こう書くだけで、泣けてくる。けなげなタローは、商店街や地域の人々にも親しまれ、駅前に忠犬タローのブロンズ像が立ったほど。 約5年前、愛犬家からタローのひたむきさを伝え聞いた石坂アツシ監督が初の長編として映画化を決断。地元ロケが何度か延期されるなどコロナ禍で奮闘した。登場する3匹のうち2匹は実際の保護犬を起用、飼い主役にNHK大河ドラマ「どうする家康」などで活躍する同県土浦市出身の寺田藍月(あづき)。山口良一、渡辺美奈代、菊池均也らが出演する。
20日からシネマサンシャイン土浦、イオンシネマ守谷、シネプレックスつくばで、27日からユナイテッドシネマ水戸で公開。インド、イタリア、オランダなどのインディーズ系映画祭で受賞が相次ぐ注目作の全国公開が待たれる。(中本裕己)
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