がん研究会有明病院(東京都江東区)は、通院でがん薬物療法を受ける患者に対し、タブレット端末を使う人工知能(AI)ロボット問診の導入に向けた取り組みを始めた。医師の診察前に行う薬剤師による副作用問診をAIロボ問診に段階的に置き換え、薬剤師不足や副作用の見落とし防止など、外来がん薬物療法が抱える課題解決を目指す。詳細確認が必要な患者には薬剤師が重点的に問診し、最適な処方提案につなげる。(山谷逸平)
だが、小口正彦副院長兼AI医療センター長は、「人的資源の関係で薬剤師による問診に限界がある」と指摘する。そこで2020年から試験的に始めたのがAIロボによる問診だ。内閣府の大型支援事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」第2期のテーマの一つ、「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」の一環として、日立製作所とシステムを共同開発中だ。 AIロボ問診の導入で薬剤師の担当業務を一定程度減らすことができ、薬剤師の不足解消につなげる狙いだ。加えて多忙な医師や薬剤師、看護師による聞き漏れを抑制できるほか、体調の良い患者を長時間、院内で待たせないなどの利点もある。
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