東京五輪の男子体操団体総合で銀メダルを獲得した橋本大輝（順大）、北園丈琉（徳洲会）、萱和磨、谷川航（以上セントラルスポーツ）の４人が４日、東京都内で記者会見した。個人総合と種目別鉄棒で２冠も達成した１９歳の橋本は「初出場だったけど、五輪の舞台を楽しんで演技できていた。団体総合で金メダルを取りたかったけど、その悔しさを成長に変えて、３年後は団体金メダルを取りたい」と２０２４年パリ五輪を見据えた。
橋本は東京大会が１年の延期を経て開催されたことについて「（メダルを）取るための練習ができた１年間だと思っている」と振り返った。北園は「全員が本当にいい演技ができた。パリでは金メダルを獲得できるように頑張りたい」と語った。 団体総合メンバーの主将で、種目別あん馬で銅メダルも獲得した萱は、「２０１８年ぐらいから、（ロシアや中国との）差を感じていた」言及。「技の難度だけでなく、美しさも磨くことが出来た。１年延期したことによって、結果的には（０.１ポイント差で）ロシアには負けてしまって、中国には勝つことができた。でもやっぱり１年前は（に開催していたら）多分３位だったと思います。この１年が僕たちを強くしてくれたと思う」と話した。
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