Amazon・Microsoft・PSNなどを巻き込む大規模なネットワーク障害が発生、原因はBGPの設定ミスか

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太平洋時間の2020年8月30日、アメリカの通信企業であるCenturyLinkのDNSサービス「Level 3」で大規模な障害が発生し、インターネット全体のネットワークトラフィックが3.5%減少しました。この障害により、AmazonやMicrosoftのXbox Live、PSNなど、多数のサービスが一時的に利用できなくなるといった問題が生じており、同じく障害の影響を受けたCloudflareが原因を分析しています。

には「あるFlowspecの記述がCenturyLinkのネットワーク内でBGPの接続確立を妨げた」とあることから、以下のようなBGP全体をブロックしてしまうルールをネットワーク内に広めてしまったのではないかとCloudflareは推測しており、UPDATEメッセージの急増は、UPDATEメッセージの最後部に問題のFlowspecルールが記述されており、メッセージがループしてしまったことが原因と考えられるとのこと。

また、CenturyLinkが非常に優れたネットワークオペレーターであるにも関わらず、障害の解決に4時間以上の時間がかかってしまった理由については、大量のUPDATEメッセージによりルーターに大きな負荷がかかり、ルーターへのログインが困難になっていたのではないかと推測。さらに、多くのプロバイダはFlowspecの利用を顧客に許可しており、仮に問題となったFlowspecルールが顧客から送信された場合は、追跡が困難であるとCloudflareは説明しています。

 

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