そこに2.0Lターボの加速と7速DSGの変速が加わると、得も言われぬ充実感が味わえる。この一体感の高さが、ベースのポロが今もってクラスを超えたボディ剛性を維持し続けている証拠だ。そしてこれこそが、他のクルマでは得がたいポロGTIの、最大の魅力だと筆者は思う。唯一のネックはその車両価格が448万5000円と高額なことで、試乗車に装着されていた「Sport Selectパッケージ(18インチホイール)」と「Discover Pro(上級インフォテインメントシステム) パッケージ」を付けるとその価格はさらに29万7000円ほど高くなってしまうことである。2.0Lターボの直列4気筒エンジンを搭載するホットハッチと考えれば、その価格設定も納得は行く。とはいえ国内を見渡せば、それは304 psを4WDでさばき切るGRヤリスが買える価格だ。
トヨタGRヤリスは1.6L直列3気筒DOHCインタークーラーターボ+4WD(304ps/400Nm)で349万円(「RC/6速MT=競技ベース車」)〜。今回のポロGTIと近いところでは「RZ/8速AT」が483万円となる。WRCを席巻したポロR WRC。残念ながらGRヤリスのような市販車版ポロRは、毎度噂には上がりつつも登場していない。 話を戻せばポロGTIは、サーキットスペックのクラブスポーツではない。むしろほどよく走りが楽しめるホットハッチだ。その割に足周りがやや硬すぎるのはちょっとアンバランスなのだが、それなら標準の17インチタイヤを選んでエアボリュームを稼ぐという手もある。サイドブレーキが未だに手動式なのを見てもわかるとおり、ポロGTIには内燃機関時代の良さがある。そこに価値観を見いだせるなら今でも、いや今だからこそこれを手に入れるというのもアリである。・Specification ボディサイズ:全長4085mm×全幅1750mm×全高1430mm ホイールベース:2550mm 車両重量:1310kg エンジン:1984cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブ・インタークーラーターボ 最高出力:207ps(152kW)/4600rpm-6000rpm 最大トルク:32.
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