(セ・リーグ、阪神−広島、1回戦、9日、甲子園)100周年を迎えた阪神甲子園球場に、セ・リーグ連覇を目指す阪神が帰ってきた。歴史の今を突き進むチームに欠かせない象徴が、投手戦の均衡を打ち破った。近本が芯で捉えた当たりは右翼線へ転がり、先制の適時打となった。五回に岡田阪神の〝黄金パターン〟がばっちり機能した。先頭の8番・木浪が先発の床田から右前打を放って出塁。続く投手の村上は1球で犠打を成功させ、1死二塁として近本がこの日の第3打席を迎えた。
床田が初球に投じた直球を迷わず狙い打ち、鋭いライナーが右翼線を襲った。木浪は悠々生還。二塁を狙った近本はリプレー検証の末にアウトとなったが、スコアボードに貴重な「1」を刻んだ。四回まで2度得点圏に走者を置くも無得点と、停滞した雰囲気をひと振りで脱出。下位でチャンスを作り、上位で得点を加える攻撃で今季も相手を苦しめた。 1924年3月に起工式が行われ、同年8月1日に竣工(しゅんこう)式を実施。「甲子園大運動場」と命名された球場が、球団よりも長い歴史を紡いできた。そんな甲子園100周年のレギュラーシーズン初戦。試合前日から当日のチケット販売なしがアナウンスされ、席を埋め尽くしたファンが選手に声援を送った。
メモリアルな聖地の芝の上に立ち、近本は一回のファーストプレーからエンジン全開だった。先頭の野間の打球は詰まりながらも左中間方向へ。中堅手の近本が猛ダッシュで追いかけ、ダイビングキャッチ。右足が芝生に引っかかったような形で体を回転させて倒れ込んだが、白球はつかんで離さなかった。駆け寄った木浪が両手でベンチに無事のサインを送り、心配した虎党から大歓声。ファインプレーで同郷・淡路島の後輩である村上を救った。守備にとどまらず、バットでもきっちり役割を果たした。
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