三回、適時二塁打を放つ阪神・森下翔太=甲子園球場(撮影・安部光翁)(セ・リーグ、阪神−巨人、5回戦、17日、甲子園)走りながら打球を見る阪神・森下翔太外野手(23)の目に、足を滑らせる中堅手が映った。いつもと違う〝なにか〟が起きるとき、甲子園が持つ物語が顔を出す―。伝説のバックスクリーン3連発の日に、予期せぬ得点劇。中飛で攻撃終了かと思われた森下の一打が、先制の2点二塁打となった。2死から近本が14打席ぶりの安打で出塁し、中野も右前打で一、二塁のチャンス。森下はフルカウントから赤星の150キロ直球を捉えると、打球は中堅へ。白球を一度はばっちり視界にとらえていた中堅手の佐々木だったが、芝に足をとられたのか、つまずいて打球はそのまま頭上を破った。森下は勢いそのままに三塁を狙うもアウト。それでも、チームにとって3試合ぶりの先制点を生んだ。
4月17日は1985年に3番・バース、4番・掛布、5番・岡田のバックスクリーン3連発が生まれた、虎党にとって伝説の記念日だ。今年は水曜日、甲子園、巨人戦と、当時と同じ条件が39年ぶりにぴったり重なり、再現の舞台が整った。 一方、今季のクリーンアップは苦しみの最中にある。4番の大山は試合前まで開幕から64打席ノーアーチ。両脇を固める森下、佐藤輝も打率1割台といまだ本調子とは言い難い状況が続く。日本一を果たした昨季と同じ並びの3人がつながりを欠き、8試合連続で2得点以下と打線全体が乗り切れていない。重い現状を打破するにはうってつけのメモリアルデーに奮起が期待される中で、森下がどんな形であれ結果を出した。
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