宮本会長は「浦和レッズでプレーしていた頃、中盤からドリブルで持ち上がって前線で得点に絡むプレーを数多くしていたことが強く印象に残っています。そこから22年にわたり、プロ サッカー 選手としてのキャリアを積み重ねていくなかで、監督が求める戦術などに応じて、自身のプレースタイルを変えながら昇華させてきた稀有(けう)な選手だと思います」とコメントした。
自身は02年日韓W杯、06年ドイツW杯、長谷部は10年南アフリカW杯、14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯に出場。それぞれ日本代表のキャプテンを務めた経験がある。「ブラジルで行われたワールドカップの前、テレビ番組の収録で日本代表のキャプテンについて話したことを覚えています。実際に体験した同士だからこそ分かり合えるものがあったと感じています」と思いを述べた。 長谷部は引退後もフランクフルトに残って指導者を目指す。宮本会長は「今後は指導者としてキャリアを極めていくと聞いていますので、ピッチで培ってきたさまざまな経験を生かしつつ、ドイツでの成功につなげてもらいたいと期待していますし、日本のサッカーの発展にもぜひ貢献して欲しいと思っています。長い間お疲れさまでした」ねぎらった。
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