日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、トヨタ自動車株式会社 事業開発本部 新事業推進部 マリン事業室(トヨタマリン)が、事業成長のためのデジタル・トランスフォーメーションの一環としてサプライチェーン基盤を強化するために、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning 」と「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing 」を採用したことを発表します。日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、トヨタ自動車株式会社 事業開発本部 新事業推進部 マリン事業室(トヨタマリン)が、事業成長のためのデジタル・トランスフォーメーションの一環としてサプライチェーン基盤を強化するために、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning...
従来、独自要件でスクラッチ開発したレガシー・システムを利用し、新艇建造のための部品調達・在庫管理やアフターパーツの販売管理を行う一方、事務処理工数の増加や運用ルール見直しなどのシステム改修における改善スピードが課題でした。潜在顧客開拓のための先進技術の活用や顧客満足度を最大化させる仕組みの構築、他のプラットフォームとの連携強化なども必要でした。また、マリン事業のさらなる価値向上戦略を探索するために、商品の生産性を向上させるだけでなく、形骸化した既存業務の無駄を徹底的に排除し、余力を創出することも重視しました。 トヨタマリンでは、「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud SCM」を活用し、開発からアフターサービスまで統合されたサプライチェーン基盤上で、新艇の個別受注からアフターサービスまでを一元的に統合し、部品表、調達、納期、在庫管理などの業務を行っています。艇ごとの原価管理の可視化、改訂情報をタイムリーに反映させるメンテナンス業務、在庫補充数量のミニマックス計画*に基づく自動提案など、事務処理の効率化、生産性の向上にも取り組んでいます。トヨタマリンは今回のプロジェクトにおいて、Fit to Standardのアプローチを採用することで、SaaSの標準機能を最大活用し、アドオン開発のコストを極限まで抑制してきました。これにより、「Oracle Cloud ERP」と「Oracle Cloud...
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