映画は長野県の山間に計画されたグランピング施設建設を巡って、地元住民と運営者の間に生まれる関係性を描く。音楽家の石橋英子さんからライブ用映像を依頼された濱口監督が、映画として製作した。
濱口監督は受賞について「何もないところから始まった企画が素晴らしい賞をいただいた。地道にやっていけと背中を押された気持ち。この映画は石橋さんの発案で始まり、彼女の音楽活動が導線となって体験したことのない映画作りができた」と喜びを語った。大美賀さんは当初、濱口監督が脚本執筆の資料集めをするシナリオハンティングの運転手だった。「ドライバーとして作品に参加したが、流れで出演することになった。スタッフやキャスト、現地の人のおかげで可能になった」と振り返った。 ベネチア、カンヌ、ベルリンの3大国際映画祭と米アカデミー賞での受賞は黒沢明監督以来の快挙だが、濱口監督は「黒沢監督は長く質の高い仕事をした。自分との比較で、黒沢監督のスケールの大きさがあらわになった。自分も長く作り続けたい」と話した。海外での評価について「自分は黒沢監督のような圧倒的な説得力のある映画は作れない。映画祭は、それとは違う映画の可能性に懸けてくれたのではないか」と語った。「悪は存在しない」は来年公開予定。【勝田友巳】
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ベネチア銀獅子賞の濱口竜介監督「長く映画つくりたい」イタリアで開催された第80回ベネチア国際映画祭で、金獅子賞に次ぐ銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した映画「悪は存在しない」の濱口竜介監督が帰国し、日本外国特派員協会(東京・千代田)で9月12日、主演の大美賀均さんと記者会見に臨んだ。濱口監督はベネチアでの受賞によりカンヌ、ベルリンと合わせて世界三大映画祭のすべてで主要賞を獲得。米アカデミー賞でも受賞しており、日本人監督として黒沢明監督以来の快挙とな
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