2024年3月に経済産業省が発表した、来年度(2024年度)のEV補助金(令和5年度補正予算)は、バッテリーEVは85万円、軽バッテリーEVは55万円、PHEVは55万円、FCEVには255万円だ。4年間は所有することなどの条件がつくが、たとえばアリアB6(659万円)なら、実質的な車両本体価格は574万円に、サクラ(254万円)の場合だと199万円になる。
さらに2024年度は、新たな補助金の算定方法が設けられる。「自動車分野のGX(グリーントランスフォーメーション)実現に必要な価値」に基づき、高い評価を得た自動車メーカーの車種は、高い補助額が算定されるというもので、具体的には、(電費や航続距離など)製品性能の向上、充電インフラ整備やアフターサービス体制、人材育成の確保、リユースリサイクルといったライフサイクル全体でのCO2排出削減、災害時の地域との連携などで実績をあげれば、高評価につながる。 たとえば日産は、「電気自動車を活用した脱炭素社会実現及び災害対策強化に関する連携協定」として、地方自治体と協力体制を築き、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を進めているが、こうした活動が企業の評価に繋がる。日産は、すでに200件を超える自治体と協力体制を築いているそうだ。筆者自身、1年ほどBEV(日産初代リーフ)を所有し、セカンドカーもなく、その一台のみで過ごしていたことがあるが、終始不便さを感じていた。当時は、日産のZESP-2を契約していれば、2000円という月額料金で充電し放題(いまは違う)といういい時代で、かつ充電中は日産ディーラーでフリードリンクを楽しめるとあり、当時収入の少なかった(いまもだが)筆者としては大変ありがたかった。ガソリン車が古く感じるほど、BEVの乗り味は快適で、BEVの魅力も十分に知っているつもりだが、あの時感じた不便さを考えると、(ファーストカーとしては)もう乗りたくないと筆者は思ってしまう。初代リーフだけでなく、ここ数年で、アリアやサクラ、bZ4X、メルセデスEQSなど、最新鋭のBEVもいくつか試乗させてもらったが、その経験を通しても、全力でBEV
BEVは、30分急速充電(急速充電設備はバッテリーへの負荷を減らすため、また充電待ちにクルマによる渋滞緩和のため、30分までしか利用できない)しても、航続可能距離が100%回復するわけではない。以前、某国産メーカーの最新BEVで、北陸地方を300km弱ロングドライブする、という機会があった。WLTCモードでの航続可能距離は500km超えという十分な性能に思えるBEVであり、高い静粛性と軽快な走り、そしてすっきりとした乗り心地で、「いいクルマ感」がひしひしと伝わってくるクルマだったが、途中、30kW急速充電器で30分間の充電をした際、計算では、30kW×0.5h=15kWは蓄えられるはずだが、回復したのは13.3kWh、走行距離に直すと約93km程度(電費は7.
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