一方、一致していないのが甲板の後部に記された数字です。海上自衛隊によりますと、「いずも」の甲板上の番号は目立たなくさせるため、2021年までに灰色の塗料で塗りつぶしたということですが、完全には消えておらず、うっすらと見える状態だということです。
防衛省は、投稿された映像では「3」の数字が見えないことについて「光の反射や撮影の角度など、さまざまな要因で一部しか見えないということもある。そうしたことも丁寧に検証した結果、不自然さは基本的にはないと判断した」としたうえで、総合的な分析の結果、実際に撮影されたものである可能性が高いとしています。自衛隊の基地や周辺ではドローンを許可なく飛行させることが法律で禁止されていて、防衛省は、ドローンによって危害が加えられた場合、日本の防衛に重大な支障を生じかねないとして、今回の分析結果を極めて深刻に受け止めているとしています。 防衛省は今回、ドローンの飛行を探知していたかについては、警備にかかわる能力を明らかにするおそれがあるため答えられないとしたうえで、ドローンを探知するより能力の高い装置を早期に導入するなどして警備に万全を期すとしています。映像はその後、Xにも転載され「生成AIで作られたフェイクではないか」などと日本でも注目を集めました。その飛行経路では、ドローンが海上自衛隊横須賀基地の北東の対岸方面からやってきて、停泊していた「いずも」の手前で進路を変え、上空を通過しているように見えます。さらに、NHKがいずもの映像について「本物の可能性」と伝えた8日には「日本軍が気づくまでに1か月かかりました」として、新たに複数の同様の映像や画像を公開しています。
このアカウントでは、映像の撮影・公開の目的は触れられていませんが、中国本土で使われる簡体字が多く用いられているほか、英語やフランス語、日本語などでも投稿があり、「私は国外にいる」「安全です。捕まっていない」「これは未来の戦争だ」などとも投稿されています。甲板の中央部分や艦橋にあるレーダーの周辺は、緑色のネットのようなもので囲われ、何らかの整備が行われているように見えるほか、甲板の上を複数の人が歩いているような姿も伺えます。関係者によりますと、防衛省もこの映像が投稿されたことを把握しているということです。
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