そのクビンカ戦車博物館の第2次世界大戦ドイツ軍コーナーに「クーゲルパンツァー」という、ひときわ異彩を放つ装甲車があります。世界に1台しか存在が確認されていないという謎の装甲車で、その名はドイツ語で「球形戦車」を意味します。
居並ぶ「パンター」や「タイガーI」といった有名なドイツ軍戦車の列にポツンと置かれている異形の「クーゲルパンツァー」は、あまりにも浮いて見え、違和感を超えて何かのジョークではないかとさえ思えます。これに関する記録や資料はほとんどありません。 「クーゲルパンツァー」という名称も、実は仮のものであり、クビンカでは「展示番号37」と呼んでいます。展示説明板によれば、第2次世界大戦中にドイツが開発し日本へ輸出され、1945(昭和20)年に満州でソ連軍に鹵獲されたことになっていますが、鹵獲場所すらドイツのクンマースドルフ試験場という説もあり、明確ではありません。メーカーはクルップ社とされるものの不明。日本にも記録はありません。ちなみにクビンカが公開されて間もない1994(平成6)年発行のガイドブックに「展示番号37」は記載されていません。本体は溶接密閉型で全長1.7m、全高1.5m、重さ1.8t、ひとり乗りで後部に乗降口があります。装甲厚は5mmで、前面のスリットには防弾ガラスがはめ込まれています。固有武装はないものの、無線機を備えます。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: TrafficNewsJp - 🏆 5. / 68 続きを読む »
ソース: TrafficNewsJp - 🏆 5. / 68 続きを読む »
ソース: TrafficNewsJp - 🏆 5. / 68 続きを読む »
ソース: TrafficNewsJp - 🏆 5. / 68 続きを読む »
ソース: TrafficNewsJp - 🏆 5. / 68 続きを読む »
ソース: TrafficNewsJp - 🏆 5. / 68 続きを読む »