データコネクティビティを提供するCData Softwareの特設サイトがいよいよオープンした。オープンを記念して、CData Software Japan代表社員の疋田圭介氏にロングインタビュー。初回はCDataが挑むデータアクセスの課題について深掘りする。(以下、敬称略 インタビュアー ASCII編集部...
昔はODBCやJDBCなどの汎用データアクセス規格があったので、SQLだけ使えれば、あとはプロトコルを意識する必要がありませんでした。データベースも基本はリレーショナルDBなので、SQLを使えばデータといっしょにメタデータも取得できました。もちろん、認証はいくつかありましたが、クエリのやり方も、データ形式も、スタンダードが決まっていたので、困らなかったんです。 でも、今はWeb APIや認証、データ形式もさまざま。一言でAPIと言っても、各SaaS事業者が自社の戦略にあわせてAPIを実装しているため、それぞれのAPIは違う。RESTful APIは、SQLのようにかっちりと固まった規約・ルールではなく、緩いスタイルです。SalesforceのSOQLやFacebookのGraphQLと独自実装のAPIを持っているサービスも多いです。認証もIDとパスワードだけで通るシンプルなものもあれば、OAuth 2.0 のようにトークンが何度も行き来するものもあります。JWT(ジョット、JSON Web Token)など聞き慣れないと発音に悩むものもあります。SSO(シングルサインオン)となれば、さらに複雑になる訳です。
もちろん、スキーマ構造もリレーショナルテーブルだけではなく、キーバリュー、ドキュメントなど多種多様だし、メタデータも静的なものや動的なもの、動的・静的のミックスなど簡単ではありません。そして実際のデータアクセスには、複数テーブルのジョインやフィルタリング、ソート、グルーピングやバルク処理などの機能が必要になります。それぞれに理由があったり、APIを開発した方の好みがあるわけですが、結果としてRESTful APIと呼ばれているものは多様なバリエーションに分かれてしまっています。 このジャンルの多様さは、ある意味ヘビーメタルと同じ。外から見たら、メロスピもデスメタルもゴシックメタルもグラインドコアもブラックメタルも同じです(笑)。とはいえ、メタラー同士が話し始めたら細かい議論になります。メタル談義では相手の人は用語やジャンルにズレがあれば文句を言いつつ丁寧に訂正してくれますが、APIはプログラミング。ざっくり同じだと思って、リクエストを出してもAPIはエラーを返すだけです。SQLという業界標準に乗っかるCDataビジネス
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