[ブリュッセル 17日 ロイター] - 英国と欧州連合(EU)は17日、英EU離脱(ブレグジット)協定案を修正することで合意した。離脱が決まった英国民投票から3年余りを経て、今月末の離脱期日を前にぎりぎりの合意にたどり着いたが、ジョンソン英首相には議会承認というハードルがなお残っている。
英国と欧州連合(EU)は17日、英EU離脱(ブレグジット)協定案を修正することで合意した。写真は握手するジョンソン英首相(左)とユンケル欧州委員長(2019年 ロイター/FRANCOIS LENOIR) EU執行機関である欧州委員会のユンケル委員長は、「意思があるところに合意がある。われわれはそれを達成した。これはEUと英国にとって公平でバランスの取れた合意で、解決策を見つけるというわれわれの決意の証である」と述べた。これを受け、英国を除くEU加盟国27カ国の首脳は新たな合意案を承認。その後、ジョンソン首相も首脳会議に参加し、メルケル独首相やマクロン仏大統領と談笑する姿が見られた。また、英野党・労働党のコービン党首も新たな合意に労働党は不満だと述べた。
新たな合意案では、これまで最大の争点だったアイルランド国境管理を巡る「バックストップ(安全策)」を削除し、英国がEUの一部基準を継続する。英領北アイルランドは英国の関税制度にとどまるが、英本土から北アイルランドを通ってアイルランドやEU内に向かう商品には関税を課す。これに対し、ジョンソン首相は会見で「議会の仲間がこの合意を理解し、19日に賛成票を投じることに自信を持っている」とする一方、「離脱延期は英国や欧州全体のためにならない。国民は前進を求めていると思う」と述べた。
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