中小企業は後継ぎの問題を抱えている。後継者難の中小企業が抱える問題をあえて利用することで、若者に魅力を感じさせることができると私は考える。昔なら親族内継承が当たり前だったかもしれないが、今は身内に継承させることは減っているだろう。身内以外に安心して会社を引き渡せるか問われるときっとそうではない。適切な人が見つからずに結局会社をたたむことも多いだろう。ただ「社長になりたい」「起業したい」と望む若者は少なくない。
社長になり会社を動かしたい若者。後継者が欲しい中小企業。この2つを組み合わせればウィンウィンな関係になるのではないだろうか。社長といっても就職して急に社長になるなんて無理な話だ。しかし、社長になることを条件とした採用はどうだろう。今の若者はユニークな考えを数多く持っている。中小企業が昔から守ってきた伝統を継続することはもちろんよいが、若者の「斜め上」の発想が会社に新しい風を吹かせ、より良くするのではないか。私は大学生になったのを機に関西に住み始めたが、元々は曲げわっぱで有名な秋田県大館市の出身だ。大学で地方出身者と話をすると「地元愛が強いな」と感じる。卒業後は地元企業への就職を望んでいる学生も多い。もちろん、私も地元が大好きだ。曲げわっぱは後継者不足にあえいでいる。全国にある伝統工芸品も同じような状況だろう。だが、後継者がいないからといって廃れさせてしまうのは惜しい。こうした危機に立ち向かうにはまず、地元愛の強い若者に訴えかけるべきではないか。実際、私の高校時代の同級生は今、曲げわっぱを後世に残すため、曲げわっぱ職人になった。■従業員の声に耳を傾ける私が魅力を感じる中小企業は、従業員の
現在、私はアパレル企業でアルバイトをしている。その会社では1カ月に1度、ミーティングを実施している。従業員は店舗のビジネス改善に関し日々感じる気づきや改善提案を積極的に考え、上司に伝える場となっている。 一つ一つの提案に、職場の上司は常に何らかの方針を示し、大胆な変革が難しい場合でも、提案に真摯に向き合う姿勢を忘れない。だから従業員も「言ってもムダ」とあきらめることなく、さらなる改善・向上へとつなげる努力を惜しまない。【以上が紙面掲載のアイデア】
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