自民党が政治資金規正法改正案を単独で国会提出し、来週から政治改革を巡る国会論戦が本格化する。野党は自民案を批判しており、岸田文雄首相(自民総裁)が目指す今国会での会期内成立の道筋は視界不良だ。連立を組む公明党との共同提出が破談し、孤立の色が深まる自民としては今後、公明の理解を得る努力だけでなく野党を切り崩せるかどうかが焦点になる。自民の森山裕総務会長は記者会見で「内容の説明を尽くすことで、自民が変わった、政治が変わっていくと感じてもらえるのではないか」と語り、22日に審議が始まる衆院政治改革特別委員会での説明が重要だとの認識を示した。自民幹部は「あまりにみっともない。自公の調整不足が露呈してしまった」と顔をゆがめた。公明は独自案を提出しない方針で、歩み寄りの余地を残しているが、自民にどのような要求をするかは不透明だ。立憲民主党と国民民主党は政策活動費の廃止などで一致しており、20日に独自の改正案を共同提出する方針。立民の安住淳国対委員長は「自民案にわれわれが譲歩して乗ることにはならない」と明言している。自民の浜田靖一国対委員長は16日、維新の遠藤敬国対委員長と会談し、調査研究広報滞在費
自民党が政治資金規正法改正案を単独で国会提出し、来週から政治改革を巡る国会論戦が本格化する。野党は自民案を批判しており、岸田文雄首相(自民総裁)が目指す今国会での会期内成立の道筋は視界不良だ。連立を組む公明党との共同提出が破談し、孤立の色が深まる自民としては今後、公明の理解を得る努力だけでなく野党を切り崩せるかどうかが焦点になる。自民の森山裕総務会長は記者会見で「内容の説明を尽くすことで、自民が変わった、政治が変わっていくと感じてもらえるのではないか」と語り、22日に審議が始まる衆院政治改革特別委員会での説明が重要だとの認識を示した。自民幹部は「あまりにみっともない。自公の調整不足が露呈してしまった」と顔をゆがめた。公明は独自案を提出しない方針で、歩み寄りの余地を残しているが、自民にどのような要求をするかは不透明だ。立憲民主党と国民民主党は政策活動費の廃止などで一致しており、20日に独自の改正案を共同提出する方針。立民の安住淳国対委員長は「自民案にわれわれが譲歩して乗ることにはならない」と明言している。自民の浜田靖一国対委員長は16日、維新の遠藤敬国対委員長と会談し、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開に向けた協議体の設置を提案した。自民としては、維新が長年重視してきた旧文通費改革をテコに維新を取り込むことで、野党分断を図りたいとの狙いが透ける。
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