耕地面積の岐阜県１位「高山市」水稲やリンゴなど作付トップ 担い手不足で減少傾向続く

農家の高齢化や農業の担い手不足で年々減っていく国内の耕地面積。ロシアによるウクライナ侵攻などで食料安全保障が叫ばれる中、岐阜県でも減少傾向が続き、２０１２年から１０年間で４・９％減った。農林水産省がホームページで公表する市町村データを基に、耕地面積をランキングすると、野菜や果物の産地がある自治体ほど上位にランクインする傾向が見られた。

４位は、海津市の３６５０ヘクタール。県内有数の米どころで知られ、田んぼの面積は中津川市に次いで県内２位、あぜ道などを除いた田んぼの本地面積は３千ヘクタールを超えて同１位だった。農作物の作付・栽培面積は、販売目的の水稲が同２位だったが、小麦、冬春トマトや冬春キュウリ、夏秋キュウリ、ピーマン、温州みかんは同１位。冬春トマトの収穫量は全国１０位にランクインした。

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