最高賞パルムドールは、フランスの女性監督、ジュリア・デュクルノー監督の「チタン」だった。 「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹さんの短編小説が原作で、主演は西島秀俊さん（５０）。西島さんが演じる舞台演出家は突然妻を失い、行き場のない喪失感を抱えるが、三浦透子さん（２４）演じる運転手と出会い、自分が見失っていたものに気づいていく。脚本は濱口監督と大江崇允さんによるもので、原作に独自のエピソードや解釈が加えられている。上映時間は２時間５９分と長尺だが、 精緻（せいち） な構成とリアルな演技などが評価を集めた。.
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カンヌ映画祭、「ドライブ・マイ・カー」に脚本賞（写真=ゲッティ共同）第74回カンヌ国際映画祭は17日夜、コンペティション部門でフランス人のジュリア・デュクルノー監督「Titane」を最高賞にあたるパルムドールに選んだ。女性監督の最高賞受賞は史上2人目。濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」は脚本賞（濱口監督と大江崇允の共同脚本）を受賞した。濱口監督は今年のベルリン国際映画祭で「偶然と想像」が最高賞に次ぐ審査員大賞（銀熊賞）を受けたばかり。昨年のベネチア国際映画祭
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