ファーウェイの研究開発費はこの5年間でほぼ倍増し、2021年には221億ドル(約2兆8300億円)と、米国を除けば世界のどの企業よりも多い。ファーウェイは売上高の22.4%を研究開発費に充てている。米アマゾン・ドット・コムや米グーグルの親会社アルファベットのほぼ2倍、米アップルの3倍を超える割合だ。
ブルームバーグがまとめたデータによると、「フェイスブック」を運営するメタ・プラットフォームズの割合は20.9%で、いわゆる「FAANG」銘柄(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)の中ではメタだけがファーウェイに迫っている。 米政府は19年、ファーウェイが国家安全保障の脅威になりかねない活動に関与したとして制裁措置を発動。この影響で同社の21年売上高は約3割減となり、研究開発費が売上高に占める割合は膨らんだ。ただ、研究開発費は絶対値でも前年から増加している。ブルームバーグのデータによれば、昨年の研究開発費が200億ドルを超えた企業は世界でわずか6社。そのうちの1社であるファーウェイは非上場だが、同社の研究開発費はマイクロソフトに匹敵し、アップルを約10億ドル、メタを25億ドル下回る水準だ。ファーウェイのアプローチは今のところ実を結んでいる。独立機関の調査によると、同社が昨年取得した米国の特許は2770件で5位に躍進。トップは引き続き米IBMだった。ファーウェイの年次報告書に基づくと21年の研究開発費は5年前と比べ2倍だが、伸びは鈍化している。異なる会計期間を踏まえブルームバーグがまとめた暦年ベースの数値によると、研究開発費はメタバース技術の開発に新たに力を注いだメタが約4倍、アマゾンは3倍余り。More stories like this are available...
TomoMachi 日本企業は「自助努力」ばかりが礼讃され、「確実に実現出来るコストダウン=人件費削減」に経営者が走った結果が今。 「新商品による売上拡大なんて絵空事を言うな」と管理職の時に私も言われ続けた。 政治もカスだったが、企業経営者はそれ以下だったというのが実感。
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