映画、ドラマ、音楽と世界的に評価される韓国のエンタテインメント。その勢いを活用し、埋もれているコンテンツを世界に届けようという製作会社が「ミステリー・ピクチャーズ・ジャパン」だ。代表を務めるのは日韓両方の映画界で働いた経験を持つイ・ウンギョン氏。彼女、そして元『キネマ旬報』編集長で同社の取締役を務める掛尾良夫氏に設立の狙いを聞いた。勢いが止まらない韓国のエンタタテイメント。映画『パラサイト 半地下の家族』はアカデミー賞で作品賞、監督賞をはじめ4部門受賞。動画配信でも『イカゲーム』は世界的なブームを巻き起こし、その後も『地獄が呼んでいる』『今、私たちの学校は…』などのヒットドラマが続いている。日本も是枝裕和監督の『万引き家族』や、昨年のアカデミー賞を沸かせた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』など世界的に評価されている作品もあるが、活況著しい韓国とは大きな差があるようだ。
「今の韓国のエンタテインメントは、いろいろな点がつながり面となって力になっている。その結果、韓国というだけで世界が注目する。私は自分が日本と仕事をしていく中で、日本には優れた監督が多く、そして優れた小説や漫画など作品も多いけれど、それらがつながっていない、点在していると感じました。それを私たちがすくい取って企画にし、勢いに乗っている韓国というフィルターを通せば、注目を得られるのではないか思いました」(イ・ウンギョン氏)もともと映画監督志望だったウンギョン氏。韓国映画界で働いた後、東国大学大学院で日本の映画産業を学ぶ中でプロデューサー業に興味を持ったという。1990年代後半から日本の映画界とも仕事をするようになり、2005年から3年間、角川映画(現KADOKAWA)の国際部に所属。韓国に帰国後は、城定秀夫監督の『ラブ&ソウル...
ミステリー・ピクチャーズ・ジャパンで、日本サイドから支える取締役プロデューサーを務める掛尾良夫氏。映画誌『キネマ旬報』編集長を長く務め、NHKサンダンス国際賞・国際審査員など歴任し、映画業界の事情に精通した人物だ。 昨年12月に韓国でクランクインした『アンダー・ユア・ベッド』。SABU監督以外の俳優陣やスタッフは全て韓国人で製作している(黒いマスクをしているのがSABU監督。写真提供/ミステリー・ピクチャーズ・ジャパン)
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