・芳根京子さん。最新主演作『Arc アーク』は、『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督による、「永遠の若さ」をテーマに、静謐な映像美で綴られたSF映画です。芳根さんは、人類で初めて永遠の命を得て、30歳の姿のまま100年以上を生きていく主人公・リナの一生を繊細に演じています。「出演したことで、人生が豊かになった」と語る、大切な今作についてうかがいました。
劇中、寺島しのぶさん演じるエマがプラスティネーションをする場面があるのですが、そのパフォーマンスを拝見して震えました。リナはエマの後継者という設定なので、「自分もあそこまでいかないといけない。どうしよう」と心配になりました。でも最終的に、エマは近寄りがたい孤高の存在で、リナは周囲から親しまれている存在と考え、そのことが表現できればいいんだと思い至ったのですが、それまではもう必死でしたね。──今おっしゃったプラスティネーションのシーンをはじめ、『Arc』は全編、これまで見たことのないような設定だったり、映画美術だったりが用意されていて面白く観たのですが、これを作り出した石川慶監督はどういう方ですか?
本番前の段取りでは、まず「みなさんどういう演技プランを持ち寄りましたか?」と聞かれ、それをお見せすることから始まり、それから「どう調理していきましょうか?」と相談が始まる感じで。取材で石川監督とご一緒したとき、「『Arc』には僕のやりたかったことが詰まっている」とおっしゃっていたんですが、今思うと、やりたいことはちゃんと全部できたのかなと不安になるくらい、役者を信頼してくださっていました。だから、みんな石川監督のことを大好きになっちゃうんです。──石川監督はポーランド国立映画大学で学び、その当時、同じ学校に通っていた撮影監督のピオトル・ニエミイスキとずっとコンビを組んでいます。だからか、『Arc』に映る日本の風景も役者さんたちも、普段私たちが見ているのとは違って見える気がしました。撮られる側としては、どう感じましたか?
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