瀬古利彦氏「最後の福岡がパリへの第一歩に」幕下ろす福岡国際を見届け感謝 - 陸上 : 日刊スポーツ

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瀬古利彦氏「最後の福岡がパリへの第一歩に」幕下ろす福岡国際を見届け感謝 瀬古利彦

早大2年の1977年(昭52)、マラソン2レース目で日本人最高の5位。翌78年に初優勝した。モスクワ五輪の代表選考を兼ねた79年大会は競争史に残る名レース。宗兄弟との激闘は語り草だ。当時、高速コースで気候もいい福岡国際は「世界一決定戦」とも呼ばれた。まだ世界選手権が始まる前、日本だけでなく世界中のトップ選手が参加した。もちろん国内最高峰、世界最高も2回記録された。瀬古と宗兄弟にはモスクワ五輪での表彰台独占も期待された。しかし、ボイコットで幻に。同五輪金のチェルピンスキー(東ドイツ)を迎えた同年の福岡で瀬古が3連覇、宗猛が4秒差の2位。日本マラソンの実力を示した。瀬古はロス五輪代表のかかった83年もイカンガー(タンザニア)を激闘の末に下し優勝した。世界のマラソンが市民参加型が主流になる中、エリートだけで争う福岡国際は時代から遅れた。市民参加型へ移行も模索されたが実現せず、歴史を終える。1947年に「日本マラソンの父」金栗四三の発案で始まった。「世界で勝つために世界的な大会開催を」という思いは形になり、脈々と引き継がれてきた。この日、期待されたタイムは出なかったが、細谷恭平が2位に入った。

◆福岡国際マラソン 戦後間もない1947年(昭22)に日本初の五輪マラソン選手、金栗四三の故郷熊本で開催された。五輪を夢見て集結した33人のランナーが金栗の号令で走りだしたのが始まり。54年から海外選手を招待する国際大会となり、福岡での開催が定着したのは59年から。世界最高記録2回、日本最高記録8回が誕生している。昨年10月には世界陸連から、顕著な実績を残した先人や競技会をたたえる「ヘリテージ(歴史遺産)」に選ばれている。

 

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