チア国際映画祭の銀獅子賞(審査員グランプリ)受賞作。当初、運転手として参加していた演技未経験の大美賀均(おおみか・ひとし、35)を主演に抜てきし、先の展開が読めない謎めいた作品に仕上げた。(有野 博幸)
2022年9月頃からライブパフォーマンス用映像を製作するため、石橋さんの音楽スタジオがある山梨、長野の県境でリサーチを開始。試行錯誤していると、石橋さんから「濱口さんが普通にやった方が面白いと思います」と言われ、「しっかり脚本を書いて、映画を作るつもりで演出して、そこから使える映像をライブパフォーマンス用の映像にすることにしました」。 「キャスティングありき」の作品が多い映画界へのアンチテーゼだ。「大作映画の場合、予算を回収しないといけない」。ただ、有名俳優を起用すると観客に「この人が演じる主人公が死ぬわけない」「この人が、こんなに小さい役を演じるのは不自然」と疑念を抱かせる。「大美賀さんを起用したことで、主人公が良い人なのか、悪い人なのか、得体(えたい)の知れなさを保つことができた」
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