植物が「におい」感じる瞬間 可視化で仕組み解明―埼玉大など

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埼玉大などの研究チームは17日、植物が昆虫にかじられるなどした際に発する「におい」を、近くにある別の植物が感知する様子を可視化することに成功したと、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

植物が「におい」を感じる様子。時間の経過とともに、「におい源」から出たにおいに反応した細胞が光っている。(埼玉大・豊田正嗣教授提供)植物は、におい物質を使って他の個体と情報のやりとりを行っていることが知られている。しかし、その状況が観察された例がなく、詳しい仕組みはよく分かっていなかった。

埼玉大の豊田正嗣教授と大学院生の荒谷優里さんらは、外部のにおいを感知した植物の細胞内でカルシウム(Ca)イオン濃度が急上昇することに着目。モデル植物のシロイヌナズナに、Caイオンと結合すると光る特殊な緑色蛍光たんぱく質(GFP)を組み込み、さまざまなにおい物質に対する反応を調べた。 その結果、植物が刈られたり、昆虫にかじられたりすると生じる「青臭いにおい」の主成分、アルデヒドの一種を感知すると、Ca濃度が上昇することが判明。上昇をきっかけに、虫に対する防御に必要な遺伝子の働きが活発になることが分かった。

 

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