伸びやかなデザインで登場した、新型「クラウンエステート」。現時点(2022年7月末)価格は未発表だが、クラウンクロスオーバーの価格帯(税込435~640万円)とさほど離れることはないと考えられ、500~700万円程度での販売価格となると予測される。
新型クラウンエステートのボディサイズは、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mm。おおよそ、レクサスRX(4890×1920×1695mm、ホイールベース2850mm)の全高を75mm下げたサイズ感だ。 3列シートのマツダ「CX-8」でさえ全長4900mm程だが、新型クラウンエステートはそれよりも長い。全長が近しい輸入車だと、GLEやX5、Q6といった海外高級SUVとなるが、いずれも全高1770~1800mmと、新型クラウンエステートよりも150mm以上高い。それらを考慮すると、トヨタが「ラージSUV」といえども、直接的なライバルは、旧来のクラウンエステートと同じく、高級ワゴンといえそうだ。ボディサイズ全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mm、「長くて背が低いSUV」の新型クラウンエステート。比較的全高が低いSUVのレクサス新型RXと比べても、75mmも全高が低い高級ワゴンに強いメーカーである「ボルボ」。その最新のフラッグシップステーションワゴンが「V90」であり、48Vハイブリッドモデル(税込884万円)と、プラグインハイブリッド「リチャージ」(税込1079万円)をラインアップする。全長4945mm×全幅1880mm×全高1475mm、ホイールベース2940mmの5人乗りであり、後席は圧巻の居住性だ。
ドイツ御三家のワゴンとはやや毛色が異なり、北欧ならではのシンプルかつモダンなスカンジナビアデザインは、細部までセンスよくつくりこまれている印象。矢のようにかっ飛ばすドイツ車とは違い、ゆったり走ってこそ味わえるよさを享受できる、「優雅」というフレーズがよく似合うステーションワゴンだ。日本市場で2016年にデビューしたS213 系メルセデスEクラス ステーションワゴン。最新型は2020年9月にマイナーチェンジをした後期型モデルだ。全長4950mm×全幅1850mm×全高1465mm、ホイールベース2940mmの5人乗りワゴンだが、最小回転半径はなんと5.5m。全長5m弱のこのカテゴリでは脅威に値する小回り性能だ。
ラインアップは、E200(税込857万円)、E220d(税込882万円)、E300(税込1009万円)、E450 4MATIC(税込1273万円)、AMG E 53 4MATIC+(税込1366万円)と選択肢が多く、新型クラウンエステートほどではないが、Eクラスワゴンの最低地上高を25mm上げたオールテレインも用意されている。インテリアも最新のデジタル液晶メーターや車内イルミネーションなど、テクノロジーと華やかさが共存。なかでも、最高出力435psの3L直6ターボを備えるAMGモデルは、モード切替によって、ジェントルにもアグレッシブにもなる、「ドイツ製の超速ワゴン」の代表車だ。
ハブボルトの一件は決着しそうだろうか?
現行クラウンは「スポーツ」と「エステート」の2台が販売の中心になりそうですね。ハリアーも危ういかな?
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