女がらみで悪徳政治家とトラブルになった達男は、ヤクザに恋人を殺されてしまいます。復讐を試みるも命を狙われることになった彼は、ペルー育ちの日系人タクシードライバーの寒竹と出会い、寒竹のタクシーで逃亡を続けるうちに友情にも似た絆で結ばれていき…。前半は狂気に溢れた内容です。ミッキー師匠も怪しげで危ないヤクザを演じています。高橋和也さんの掴みどころのない若いチンピラも映画の先行きを不確かなものにしています。そして、中盤くらいから役所広司の出番が増え、グッと映画を引き締めていきます。(役所広司さんだけ敬称省いているのはお会いしたことがないからです。織田信長に〝さん〟付けしないようなものです)
ここであえて申し上げましょう。私が衝撃を受けたのはラストシーンなのです。ネタバレになりそうなのであまり多くは語れませんが、面白いのです。実に緊迫したシーンのはずなのに、そこに実にシュールな笑いを入れてきているのです。何年かぶりに見てもやっぱりラストシーンに痺れてしまいました。この映画、各国の映画祭で絶賛されていたので、元ネタと言ってもいいでしょう。とにかく、ラストシーンまで一気に見ていただきたい! (立川志らべ)
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